千葉商科大学で講義しました

夏に続いて、千葉商科大学で講義する機会を頂きました。

講義「現代文化とメディアの社会学」の一環としての「ゲームの視点から見るメディア社会」という演目です。

配布用資料。

これとは別にスライドも用意します。
スライドの方は43ページでした。

内容はこんな感じ。

・ソーシャルゲームとは
・ソーシャルゲームとメディア社会の関係
・ソーシャルゲームの功罪
・新しいソーシャルゲームの可能性

一見固いようですが、パズドラとか艦これとかジョジョSSとかガンガン出して興味を持ってもらうようにしましたｗ

さて。

この講義は夏にもやっています。
半年前と今回とでいろいろ違いがあって興味深かったです。

前回と今回でこんな違いがありました。

・「スマホ持ってる人、手あげてー」
前回　８０％
今回　９９％（ほぼ全員）

・「ガラケー持ってる人、手あげてー」
前回　１０人ほど
今回　１人

・「パズドラやってる人、手あげてー」
前回　５０％
今回　５％
（激減ッ！）

・「位置情報ゲーム知ってる人、手あげてー」
前回　数人
今回　ゼロ

・「イングレス知ってる人（ｒｙ」　
前回　２，３人
今回　ゼロ

・「れさくは佐世保鎮守府です」　
前回「僕は呉でーす」
今回「僕は幌筵でーす」
（サーバ拡大を実感ッ！）

前回と今回の共通点もあります。

それは学生さんが熱心に聴いてくれたことです。
先生は毎回「今の学生はちゃんと聴かないぞーｗ」と脅しますが、なかなかどうして。

講義の最中でも質問が出たのはびっくりでした。

さて。

先生が何かを取り出します。
こっ、これはW-ZERO3！！

・・・のように見える出席管理ツールでした。

学生さんがこれに学生証をかざすとセンターにデータが送られて、出欠が中央管理できる仕組み。

さすがITの活用で有名な千葉商科大。

今回の講義もこれでやる訳ですね？

先生「それじゃ出席票配るぞー」

あれー？！（ガビーン）

学生さんの出欠管理として使うかは講義次第らしいです。
ただ、教授の講義を管理する機能もあるので、いずれにせよ必須とのこと。

先生が今回紙を使ったのは、裏に講義の感想を書いてもらうためでした。

講義の後に読ませてもらいましたが、皆さん真面目・・・・

ちゃんと話の構成を理解した感想ばかりでした。

私が伝えたかった「今遊んでいるそのゲームが、本当に楽しませるためのものなのか、それとも過剰な課金搾取をするためのものなのかを、ユーザーの立場で考えて欲しい」がきちんと刺さった感想も多くて、嬉しかったですね。

あと「位置情報ゲームに興味を持った」という感想があって、今回のミッションのほぼ全てが達成されたことを確信しました。
（何しに行ったんだー？！）