2000年以降、10大学が廃止または民事再生法を申請している
高等教育とかその辺の文章を書く機会があって、いろいろ調べてみる過程で「受験生数減ってるなー」とか「新しい名前の大学増えてるなー」とか、いろいろ思うことがありまして。
「18歳人口が減る」と「大学が増える」を合わせると、混ぜるな危険的な結果しか見えない気がしてきました。
つまり、大学の倒産。
大学って潰れることあるんですかね?
そもそも大学は潰れるはずがない。
仮に破たんしても、企業とは役割が違います。
政府や法律がああしてこうして、破たんは回避する。
そう思いながら調べてみました。
ソースは各大学と文部科学省のホームページです。
廃止または民事再生法を申請した大学
(年は廃止もしくは民事再生法申請時点)
2003年 立志舘大学
2004年 東北文化学園大学(注:2004年6月民事再生法申請。2014年6月弁済完了し現在も運営中)
2005年 萩国際大学(注:2005年民事再生法申請。2014年4月大学名を至誠館大学と改称し運営中)
2011年 東和大学
2013年 三重中央大学
2013年 神戸ファッション造形大学
2013年 愛知新城大谷大学
2013年 LEC東京リーガルマインド大学(注:学部を廃止。現在は大学院のみの「LEC東京リーガルマインド大学院大学」である)
2013年 創造学園大学
2014年 聖母大学
2000年以降、8校が廃止。
2校が民事再生法申請して運営継続。
将来廃止が予想される大学
2015年 聖トマス大学(注:2015年3月の廃止を発表 2014年11月)
2015年 神戸夙川学院大学(注:2014年4月学生募集停止を発表。2015年4月より教育資源を神戸山手大学に継承する)
2015年 福岡医療福祉大学(注:2011年度以降の新入生募集停止を発表(2010年5月))
2016年 東京女学館大学(注:2013年学生募集停止)
2018年 福岡国際大学(注:”2015年度以降の学生募集停止を発表(2014年5月))
2015年の今年は3校が消えると思われます。
大学って潰れるんですね・・・。
列挙してみると、2013年の多さが際立ってます。
その場で突然廃止すると在校生が困るので、全員が卒業してから廃止するはずです。
ということは、廃止の4年前に1年生が入ってこないようにしないといけません。(新入生募集停止)
当然1年生が入って来るより少し前に廃止の決断とアナウンスをしないといけないので、決断のタイミングは新入生募集停止の前年とか、そんな感じでしょうか。
となると、2013年の5年前で、だいたい2008年とかその辺ですかね?
2008年・・・リーマンショック・・・わお。
お金は大事です。
ところで先ほど「その場で突然廃止すると在校生が困るので、全員が卒業してから廃止するはずです」って書きましたが、そうじゃないケースもあります。
2013年の創造学園大学のケースです。
運営主体は堀越学園。
ちなみに芸能人のイメージが強い堀越学園とは別です。
ところで。
廃止した大学のホームページは消えてしまいますが、創造学園大学のホームページは今日も動いています。
大学は消えてもホームページは生き続ける。
誰が運営してるんでしょうね。
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