人間は成長するのだ！してみせるッ！（Objective-Cで）

という訳でiPhoneアプリを作ることになりました。
一ヶ月で。
Objective-Cの知識ゼロで。

簡単なことではないので、「手段」を探す前に、事前に大切な点を２つ自分の中でまとめました。

１．我流は良くない
２．独学は（基礎が無いと）無理

似たようなことを書いてる感じもしますが、
上は「できるけどやっちゃあいけない」、下は「できない」という違いがあります。

１．我流は良くない

要するにこれまで自分がやってきたPHPのスタイルについてだったりします。
できてしまうんですよ。
専門が考古学と民俗学で、初めて触ったパソコンがWindows95で、
プログラミング言語知らなくても開発環境知らなくても
できてしまうんですよ。

メモ帳に書いてサーバに放り込んで「えいやあ」ってブラウザ叩くと動いてしまうんですよ。

このPHPの簡単さには功罪両面あると思います。
・プログラミングの障壁が下がって、開発が身近になった(ﾄﾞﾔ!
・技術は無いけどアイデアはある人が、その才能を形にできるようになった（ﾄﾞﾔ!
・シロートが簡単に開発するからセキュリティーホールだらけ(脆弱、脆弱ゥ！
・なまじ簡単に動いてしまうので「正しい技術」を理解できない(ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ

個人的な感覚ですが、2008年くらいまでは「功」の側面が大きくて、
それ以降は「罪」のウェイトが大きくなった気がします。

「我流」の対義語を「フレームワーク」だとすると、
昔はフレームワークを使わなくても我流で何とかなりましたが、
今はフレームワークを使わないと一定のクオリティを保つのが難しくなりました。
動くかどうか、だけではなく、UIやデザインも問われる今日。
我流では限界です。

これは一般論ではなく、切実な反省です。
たくさん発明したなあ、車輪。

２．独学は（基礎が無いと）無理

これは今のIT業界のスピードの速さが関係しています。
昔はググって調べれば何とかなりましたが、今は難しいです。
ネット上には技術を解説したり、開発方法をまとめたサイトがたくさんあります。
分かりやすく、レベルの高いサイトが多いです。

しかしOSや開発環境のバージョンアップが速すぎるので、
それらのサイトの情報があっという間に古くなってしまうのです。

それでもプログラミング言語や開発を基礎からやっている人なら、
ネット上の情報が多少古くなっても、自分で補って理解することが可能です。
でも基礎が無いと、厳しいです。

PHPやっていた頃は「ネット上で調べる→ソースコピペ→えいやあ→動いた」
でなんとかなったのですが、
今は速すぎて、ネットで調べても情報が古くなってしまっていて
XcodeやEclipseなどの開発環境を設定することすら困難です。

っていうかできませんでした。
つまり開発ができるできない以前に、スタートラインにすら立てない。
そんな時代です。

長々と書きましたが、要するに「習おう」という結論に達しました。
ではどこで習うか。

to be continued・・・・・