政府の検閲で消されたサイトを作ってみた。

2015/12/30

ぶっそうなタイトルですね。

発想のきっかけはこれです。
政府の検閲で消されたページを表わす「451エラー」がスタート（2015年12月22日 gigazine）

ページが見つからなかった時の403エラーや、プログラムミスった時の500エラーなどは有名ですが、これらのステータスコードは、実はきちんとした手続きによって定められています。

インターネットの偉い人たちがSOUND ONLY状態で会議開いて決めてるんです。
前半はホントですが、後半はウソです。

で、ステータスコードには先程のエラー関連だけでなく、正常に処理された時の200番台やリダイレクトした時の300番台など、いろいろあります。

そんな中にステータスコード「418」なんてのが存在します。

これは「ティーポットにコーヒーを淹れさせようとして拒否された場合に返す」ステータスコードです。

いやホントです。
これはちゃんとRFCの2324で規定されている、れっきとしたHTTPのステータスコードなのです。

Hyper Text Coffee Pot Control Protocol（HTCPCP, ハイパーテキスト・コーヒーポット制御プロトコル）とはHTTPの拡張でコーヒーポットを制御する際に用いられるプロトコル。1998年4月1日に発行されたRFCのRFC2324で規定されている。

エイプリルフールに発行されたジョークRFCではあるが、プロトコルそのものは実行可能なものであり、EmacsにHTCPCPを実装するためのモジュール（coffee.el）が存在する。また大学生の研究対象として、実際にHTCPCPを実装したコーヒーメーカーを試作するといったことも行われている
(Wikipediaより)

ちゃんと公式サイトにも載っています。
RFC2324本サイト｜RFC2324和訳

当時これを面白いなと思ったれさくは、「エラーコード418を返すプログラム」を作りました。
カンタンです。
1,2行のプログラムで作れます。

これがそれです。
エラーコード418実行
はい、おそらく白い画面が出ただけだと思いますが、サーバー的にはステータス418を返しています。

これだと何が何だか分からないので、当時の自分はこんなのを作っていました。
コーヒーブラウザ

アホですね・・・

このウィンドウに「ステータス418を返すサイト」を入れたら、普通のブラウザで403が表示されるような感じの画面を出してくれます。

ホントにアホですね・・・

で、「ステータス418を返すサイト」なんて普通存在しないので、いろんなサイトのURLを入れるとコーヒーの銘柄に例えて判定する機能が入ってました。

どうしようもなくアホですね・・・

いやホントに当時の記憶無いのですよ・・・

で、肝心の「ステータス418を返すサイト」はどうやって作っているのか良く読んでみたらこんなことやってました。

ああ、だんだん思い出してきた。
あたしって、ほんとバカ。

●東芝支援ツールその４３

サーバーガー

京ぽん２が「HTTP 503」を受け取った際「サ－バ－が高負荷」とすべきところを「サ－バ－が－高負荷」と表示するところから作ったネタツールです。
現象を手軽に再現させるため「簡単にHTTP 503を返す環境」を作ったものです。
拡張機能として「打ち込んだ数字を全てHTTPステータスコードとして返す」という機能もあります。

ここまでアホだと、一周回って自分は天才かもしれない。

それはともかく、この一文に目が留まりました。